ひたすらTRPGの愚痴を垂れ流すアレ

TRPGerにとって有害でしかない記事をひたすら上げる愚痴ブログ

疲れた。

もうめちゃくちゃ疲れた。

初めてパラノイア(に似たTRPG)をやったが本当に疲れた。もう二度とやりたくないと思うくらいには。

 

まずこのセッションを行うに至った経緯。

ある友人が(時折卓を囲む、知り合って数ヶ月の)リプレイが面白かったので同人ルールを買ってTRPGをしたいという。まあパラノイアに似たPvPもののTRPGである。

聞けば取りあえずルルブ持ってなくてもいいから、ということで、なるほどそれなら試しにやらせていただこうと思った。

「○○買ったらPLやってくれる?」「ルルブ持ってないけど」「大丈夫サマリーとかつくるよ」「じゃあやるよ!」

といった感じだった。

態々ルールサマリーも作っていてくれてなるほど楽しみにしているようだし、準備もかなり色々やってくれて感謝に絶えない。

 

キャラクターステータスはGMが決めてくれることになった。

 

他のPLについて。

全員、一度か二度、もしくはほんの数回CoCをやったことがる、くらいのメンバーである。

正直この時点で少し不安ではあった。正直に言って、初心者がパラノイのようなPvP,足の引っ張り合いをするTRPGをやるなら、よほど気心の知れた相手か、ものすごいコミュ強でなければ楽しむのは努力が必要だろう

私はと言えば、PL1とは初対面どころか参加者で私よりTRPG経験が浅いこと、PL2とは一度CoCセッションをやったというだけであった。

やりにくい。

ここで私は初心者とはいえ、いちばん慣れてはいるのだから、セッション、というかストーリーに積極的に参加して、沈黙が長くならぬようリードせねば、と思った。

 

当日、開始前。

GMの準備が終わっていなかったこと、ソフトの調子が悪く20分遅れて始まった。ボイセであるが、全員ある程度GMとは知り合いか友人かで、互いには全くと言っていいほど面識はない。

その20分の間、何をしていたか?

GMは「何か適当にしゃべって」と言って作業に入るので、まあぎこちないながら自己紹介をして、少し話した。

ぶっちゃけこの時他のこともしていた。これはPLとして反省すべき点である。いくつか話を振ったが、もっと積極的になるべきだったし、開始が遅れたとは言え乍らはあまりよくない。

 

導入

私の裏任務は、以下のとおりである。

「Aを殺す命令が下されるがそれを阻止し、出来れば里に連れて帰ること。そしてある宝を手に入れること」

(任務内容は多少ぼかして表現している)

その他あらかじめ与えられたステータスを知った。私は身体能力が最低値で、パラノイアで言うミュータント能力が非常に高かった。

ちなみにその能力は人サイズくらいまでのあらゆるものをちいさくする。である。

PvPもの、はじめてなのだが大丈夫だろうか? 

しかし、私はこの任務を聞いた時は、むしろ意欲に満ちていた。

 

表の任務

Aを殺すこと、箱を手に入れることが任務で、他の余計なことはしてはならない。

これが任務だった。

アイテムが配られる。こっそり人を殺せるものは回収しないと、「Aを生かして連れて帰る」ことができない。かなり何度も技能を振って大目にアイテムを手に入れた。

ここで少し懸念が。

かなり沈黙が長かった!かなり!気まずい!!やはり初心者ばかりでどうすればいいか戸惑うところが大きいだろうと思った。

また、同時にうかつに発言できないことも悟った。Aについての任務、正反対なのである。表向きは殺さなければならない。それに、箱にはおそらく宝が入っている。

だから、うかつに発言できないのだ。経験者だが、上手くリードできない。不用意にでしゃばると、Aを殺したくないのがばれてしまいそうだった。

 

第一の関門

私のアイデアで一瞬で終わった。誰も死んでいない。

あと物凄い沈黙がながい。何度か促したが長い。

ちなみに普通にいこうとすると身体能力判定である。最低値の私は他のことを考えるしかない。

 

第二の関門

ここも特に何もなかった。それぞれパラノイアっぽく死ぬこともなく普通に通過した。

 

第一の扉

薬棚があった。ぶっちゃけ特に用はない。PL2が薬を持っていきたいというのでいいんじゃない?と言う雰囲気でPL2が持って行った。

ここはZAPできるところだがPLが慣れていないので「はあ、どうぞ」と言う感じだった

 

第二の扉

真っ先に扉を開けると強制イベントで穴に落ちた。身体能力判定で助かることができるがそもそも最低値に設定されているのでふつうに落ちた。死んだ。

ちなみに後に続く二人は穴の場所が分かっているので判定なしで通過できる。

解せぬ。

この不公平感はさほど気にしなかったが立て続けに起こるので後を引くことになる。

一人だけデスルーラした。

 

部屋に入るとBがいた。殺すふりをして小さくしたが、犬が匂いを覚えてしまう。見つかるのは時間の問題なのでとりあえず他人に罪を擦り付けようと思ってPL2に小人Aを忍ばせた。

この時点でAを連れて帰るのはかなり難しいと思った。

 

第三の扉

うっかり敵衛兵をPL1.2にけしかけてしまった。意図していなかったところでやってしまったのでかなり申し訳なかった。

部屋に入るとBがいた。煙で視界が悪くなり、Bが死んだ。

 

最後の部屋

箱があった。宝があるか確認しようと開けたら死んだ。

後で聞いたがこれも最初だけのトラップである。 解 せ ぬ。

なぜ私だけ?トラップに?? パラノイアってPC全員平等に危機があるはずなのに意味が分からない。これはやはり先導してはいけないという神のお告げなのか??

ちなみにここで最初だけのトラップとはわからないので、普通に中に宝があると思っていた。

つまりこの段階での私の認識は、二人にばれないようにAを連れて帰り、二人にばれないようにどうにか最後に箱を手に入れる。である。物凄い孤独感だった。

 

Aを殺そう

ということになった。当然である。ここで犬がAをみつける。PL2の所からAがでてくる。

Aをこっそりうばい、こっそり逃がした。この時点で二回ロール。

はい、ここでまた犬が見つけてくるわけである。

はああ…またか??はああ?だっる。と思った。態度には出さないが。 しかも時の様子で分かるのだが、この犬はシナリオの舞台中どこにあってもかぎつけてくる。(命令のみロール)

ちなみに二人は表任務のため口で言えるが、私は裏任務だから全てタイプしてチャットでGmに送らなければならない。当然ながら、二人の宣言の方が早い。

また逃がそうとしたが、当然ながら向こうの宣言の方が早いので、Aは死んだ。

 

まあここでひとつ達成不可能になるわけだが、同時にこれ、小箱も無理なのでは?と思うようになる。まあ無理である。普通に無理。だって犬がかぎつけるからね。

宝を手に入れるには同じことをまたしなければならない。正直言って成功する見込みの殆どないことをこれ以上頑張ろうという気にはならない。

初めからこの目的のためにやっていて、その為に努力をしていたものが失敗したので、所謂「学習的無気力」を手に入れたというわけだ。小箱を同じ手順でやるのもうんざりである。

 

その後

やる気がかなり削がれたが、この後小箱を小さくしたりといろいろ頑張った。

盗んだがエンディング直前に、最後にあるか?箱と言われまた見つかるのだ

そう、また犬である。

はああ~~~~めんどくせ~~~~またかよ~~~!

PL2の懐に忍び込ませた。また。

ここで箱に入っていると思われる宝を持って帰るのもあきらめた。何かしようとするたび犬が見つけてくるので正直もう何やってもむだじゃない?っとなった。おめでとうございます!元気な学習的無気力ですよ!!!

このあとPL1.2が箱とか巻物とかいろいろ取り合いしてたがぶっちゃけもうどうでもよかった。

 

自分の任務が達成不可能ということは、このゲームの目的を失ったようなものだからである。これ以上PCにもPLにも任務を続ける意味はなかった。

なので自分たちの任務を達成すべく、エンディング直前からまた部屋を全部回りなおす羽目になっても、もう正直なにもやる気はなかった。はいはい、もうかえろうね~~~と言う感じである。

 

残機減らしも考えたが、私の初期残機は10、他の二人は私より多いはずなので12か13。正直削り切るのはかなり骨が折れる。というかどうやっても犬に任務を阻まれるとわかってから、はやく俺の残機を減らして殺してくれ、頼むからロストさせてくれ。と言う感じだった。

 

エンディング

エンディングではPC達に足に引っ張り合いをさせる。ひたすらひっぱい合いである。任務的には一番きつかった(GMからそうすると事前に布告されていた)が私は全く減点されなかった。がんばったなあ(自画自賛)

 

ネタバレ

私以外は任務の内容で箱の中身が宝ではなくCであることを知っていた。はあ、そうですか。ちなみにRPで「箱の中身は…?」と聞いたら教えてもらえなかった。

これ隠す意味あるの?ただでさえ高い私の難易度上げていだけだよね?というか普通に考えてあるものを取ってこいって言われて任務に箱があったらそれだと思うだろ!

 

他の二人は任務とは関係なく、他の二人とも競合しない任務があった。つまり単独でこなすことのできる任務である。もちろん私にはない。私の任務だけ全て二人が全力で(無意識に)妨害してくる。どうりで難しいわけだな~~!

 

 

次記事でもう少し詳しく書きます。